2021年に入り、仮想通貨界隈では様々なサービスができました。
今回は、仮想通貨を運用し、不労所得で年利を稼ぐサービスをまとめていきたいとおもいます。
日々、仮想通貨投資を勉強していく中で、
最近よく耳にするファイヤー「FIRE」という言葉があります。
ファイヤーとは
Financial Independence Retire Early の頭文字をとった言葉で、
経済的自立をし、早期退職するという概念です。
ファイヤーするには、投資で不労所得を得る必要があります。
インカムゲインというやつです。
株式投資では
保有しているだけで、1株あたり10円などの配当金がもらえたりします。
また、
指定された数量の株を保有して権利確定日に、お米や、サービス券なんかももらえますね。
株主優待とも言います。
株式投資で配当金、報酬を得るように、
仮想通貨の世界でも、配当金や報酬を得る仕組みがあることがわかりました。
通貨を預けるだけというシンプルなことをやるだけで、
収入を得るサービスはどんなものがあるのか、どのような仕組みか、ざっくり調べてみました。
仮想通貨で不労所得を得るにはどんなサービスがあるの?
色々なサービスの違いがわからない。
色々なサービスがあるけどどれがいいの?
私自身も疑問があるので、調べていきたいと思います。
目次
仮想通貨で不労所得(インカムゲイン)を得るサービス一覧
その1:レンディング で不労所得
日本語で貸し出すという意味になります。
通貨を預け、貸し出したことに対して得られる利息収入になります。
バイナンスではセービングという名前で似たようなサービスを提供しています。
FXをやるユーザーや機関投資家などに取引所が通貨を貸し出す際に、報酬として
利息をもらいます。
その利息をレンディング した人たちへ分配するという仕組みです。
レンディング ができる仮想通貨取引所
- Coincheck
- GMOコイン
- bitbank
- Hashhub
- SBI VC
- BITMAX
- BINANCE
などがあります。
-レンディング の特徴をかんたんに・・・-
年利:3-10%
何枚以上預けなくてはいけないというルールもある場合がある。1万、 10万、100万など。
何日間か口座から動かせない場合がある。
その2:ステーキングで不労所得
株でいう配当収入になります。
株主として、サービスで得た利益や事業収益を分配するようなイメージです。
仮想通貨でいうと、ブロックチェーンの取引承認を行う報酬として、ステーキング した人たちへ預けた通貨を還元する仕組みです。
ビットコインでいうマイニング、ネムでいうハーベストに相当する仕組みになります。
この仕組みはかなり専門的な言葉やシステム・プログラムの話になるので、
わかりやすく言うと、
みんなで仮想通貨特有のネットワークの維持に貢献した見返りに報酬をもらうことです。
ステーキング ができる仮想通貨取引所
- bitFlyer
- Coincheck
- GMOコイン
- BINANCE
などがあります。
-ステーキング の特徴をかんたんに・・・-
年利:5-20%
何枚以上預けなくてはいけないというルールもある場合がある。
何日間か口座から動かせない場合がある。
その3:イールドファーミングで不労所得
こちらは手数料収入になります。
DeFiサービスに資産を貸し出して、流動性を提供し、その報酬として、金利や手数料を得る運用のことです。
流動性と引き換えに、通常の報酬に加えて、そのプラットフォームの独自のガバナンストークンがもらえることで、高い金利が実現しています。
これが流動性マイニングと言われています。
ガバナンストークンとは、
ユニスワップだとUNIコイン
パンケーキスワップだとCAKEコイン
のことを指します。
※Coin Market Cap 様から各コインの価格引用
上記のように、価格がついていますが、
たくさんのユーザーがプラットフォームを利用することで、
たくさんの通貨がそのプラットフォームに集まり、流動性が生まれます。
そして、ガバナンストークンの価値の上昇につながっていくという好循環になっているのが現状です。
-イールドファーミングの特徴をかんたんに・・・-
年利50-500%
価格変動が大きい通貨ほど、年利が高い
少額からでも、通貨を預けることができる
いつでも預けた通貨を引き出すことができる
下記では手数料の安いパンケーキスワップの利用方法やどのくらい稼げるのかまとめています。
リスクについて
レンディング 、ステーキング 、イールドファーミングは、
株式投資よりも高い年利が魅力的ですが、リスクも理解しておかなければいけません。
レンディング やステーキング は、取引所を介して行うことが多いので
ビットフライヤーやバイナンスなどの国内・国外の取引所にお金を預けています。
- 取引所が閉鎖して、自分の資産が取り出せないリスク
- 取引所がハッキング被害にあい、資産を奪われてしまうリスク
- 国の法律が変わり、取引所を使えなくなるリスク
などの危険があります。
一方で、
イールドファーミングができるDeFiサービスは、会社が運営しているわけではなく、
自律的に動いているプラットフォームなので、自分専用のウォレット(口座)で資産を自身で管理します。
- 操作が難しいので、通貨の売買中に送金ミスをして、暗号通貨の海に消えてしまうリスク
- 怪しいプラットフォームに自分のウォレットを繋げてしまい、ウォレットのパスワードを奪われ、資産を抜き取られるリスク
- プラットフォームに流動性がなくなり、ガバナンストークンの価値がなくなってしまうリスク
などの危険があります。
まとめ
年利が高いということは、リスクもその分高いということを理解して仮想通貨投資を行うのが良いと感じます。
特に、イールドファーミングを始めるにあたり、仕組みを理解し、自分のウォレットの送金・受金や、
自分の通貨がどのくらい利益が出るのかという計算など、少し勉強が必要だと感じました。
今回はざっくりと年利を得るサービスを紹介していきました。
ご参考までに。
下記ではイールドファーミングができるDeFi関連の用語をまとめています。
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