心理学が大好きなだーびーです。
普段、何気なくプレイしているApexですが、
戦闘中に敵がどんどん引いていく。
戦闘中に敵からどんどん詰められる。
そんな場面はありませんか?
これには心理学的な戦略が働いています。
今回はそんな心理学のお話です。
敵との駆け引きを知りたい
戦闘時にあたふたと焦りたくない
戦闘を有利に進めたい
そんな方は是非参考にしてください。
目次
ゲームで使える心理学を使った戦略ってなに?有利な状況を作り出そう
心理学を使った戦略とは、
相手の心理状態に働きかけて有利な状況を作り出す戦術のことを指します。
「Apex Legends」においても、心理戦略は重要な戦術の一つであり、
敵の不安や混乱を引き起こし、相手の意識を操作することで有利な状況を作り出すことができます。
心理戦略を利用することで、敵の動きを予測しやすくなったり、
自分たちの不利な状況を打開することができます。
そもそも敵の不安や混乱を引き起こすには
- 先にダメージを与える(またはダメージレースに勝つ)
- ウルトを出し動きを制限し、やりたいことをさせない
- 高所や頭出しなどの強ポジを先に取る
- 複数からの射線を通し、囲い込み逃げ場をなくす
ことが主にあげられます。
「あー!どうしよう×2」と、
過去に自分がされて嫌だったこと・テンパったことを思い出してみましょう。
▼参考記事
Apexで使える心理学!〇〇効果を使った立ち回りテクニック3選
それでは心理学を使った立ち回りテクニックについて3つ紹介していきます。
心理学には必殺技のような様々な名前のついた「〇〇効果」というものがあります。
心理学の種類と、実際の効果についてまとめていきます。
1、第一印象で全てがきまるハロー効果・ホーン効果
人は何か一つ良いところがあると、全体的に良く見える。
人は何か一つ悪いところがあると、全体的に悪く見える。
という効果です。
例えば、
- 体の出し方ひとつで、全体的に強く見える
遮蔽物をしっかり使って頭出しで撃ちあってくる。
移動中も遮蔽物を使っていて隙がない。
- 体の出し方ひとつで全体的に弱く見える
遮蔽物を使えず、体を出しすぎている。
棒立ちで射撃している。
という印象を与えます。
「ん?他のプレイヤーと比べてダメージを与えられないな」と思わせることができれば、
警戒され、良い第一印象を与えることができます。
そのほかに敵に良い印象、悪い印象を与える行動は
「射撃するタイミング」「判断の速さ」があります。
射撃するタイミングが良いと、ダメージレースに勝つことができ、
判断の速さが良いと、敵のやりたいことをさせず、先手をとることができます。
ここまで書いたように、何かひとつでも悪い動き方、何かひとつでも良い動き方があると、
敵に自分の情報を良くも悪くも与える効果があります。
特に、Apexをやりこんでる人は、
数ある経験から接敵した瞬間、敵の動きを見て相手が弱い・強いと判断してきます。
- 動き方が初心者だな
- 全然弾を当ててこないな
- 体出しすぎているな
と感じると強気にせめられてしまいます。
こちらも敵に強いと思わせるための動き方を意識してみましょう。
▼参考記事
2、先手必勝のアンカリング効果
最初に提示された数値・情報・条件が基準となって、その後の判断が左右される効果です。通販番組で29800円が今なら9800円と、大きい数字の後に小さい数字を言われると安く感じるのもこの効果です。
先ほど紹介した、ハロー効果とホーン効果にも似ていますが、
アンカリング効果は、最初の条件で無意識のうちに判断を歪められてしまい、
引っ張られてしまう効果のことです。
- 体を少ししか出していないのにめちゃくちゃ削られた
- 部隊の展開が早い
このような条件を最初の接敵時に突きつけられると、体が出せず動けなくなり、
こちらは何もできず部隊が壊滅してしまいます。
先手必勝で大ダメージを与える、
ウルトで混乱や動きを制限するなどプレッシャーを与えるなどし、
相手に不利な条件を与えることにより、敵の立ち回りを弱気にさせましょう。
3、選択肢をコントロールするオトリ効果
2つの選択肢で迷ってる人に、見劣りする3つめの選択肢を与えることで意思決定が変化する効果です。
例えば松竹梅のコースで、高いもの・安いものという極端な選択ではなく、真ん中のちょうどいい「竹」を選んでしまうというもの。
旅行の宿泊プランや料理コースプランなども同じ、ちょうどいいものを選んでしまいますよね。
Apexでは、敵に対して、
詰める、引く、体力を回復する。味方を蘇生する。リロードする。ウルトを使う。
などさまざまな選択を迫られます。
敵に対して、2択の極端な選択をさせる前に、第3の新たな選択肢を与えることで、
相手の動きをコントロールし、無難な選択を選ばせることができます。
▼例えば
戦闘中に撃ちあっていてダメージレースに負け、敵からシールドがすべて削られるほどのダメージをもらったとします。
敵の行動心理として、
- 第1の選択肢.アーマーを割ったから1人で詰めてダウンを奪う
- 第2の選択肢.体を隠した遮蔽物へグレネードを投げる
という2択で悩んでいたとします。
ここでこちらは「すぐさま味方の近く(または高所)まで引き、敵との距離をとる」という動きをすることで、
- 第3の選択肢.距離が離れたから深追いせずチームの回復を優先しよう
という選択肢が増え、その時の無難な選択肢を選ぶことになります。
反対に、こちらは何も動かずに同じ場所で回復をしてしまっていると、
敵に選択肢を増やすことができず、詰められるか・グレネードを投げられ追い詰められてしまうことが多いです。
また、敵に選択肢をたくさん与えたり、ひとつのみしか与えないことで、
行動を制限し、敵の思考を停止させ、
思い通りにコントロールすることもできます。
▼参考記事
Apex×心理学をまとめて
今回は、心理学とApexの立ち回りについてまとめていきました。
心理学というのは「思い込み」を利用することが多いです。
そんな「思い込み」は時に大きな隙を生み出すことができます。
これなら勝てる!と相手が思い込んだ瞬間、周りが見えなくなり、
油断や隙が生まれ、騙されている、誘い込まれているとは知らず、いつの間にか負けてしまいます。
敵が「これなら勝てる!」と思い込む瞬間は、
- あと1人だから倒せるという思い込み
- 激ローだから倒せるという思い込み
が挙げられます。
敵がこれなら勝てる!となった瞬間どのような行動を取るかというと
まず動きが単調になります。
遮蔽物を使わず、相手を追うためにダッシュでまっすぐ最短ルートで追ってきます。
これは大きな隙です。逃げたと思わせ、遮蔽物や角から、顔を出し迎え撃つのです。
その無防備な1秒で1ダウンを奪うことが可能です。
自分が不利な状況こそ、相手に隙がうまれやすいです。
ちーきーさん(@tttcheekyttt)も「不利な状況でも気合いで勝つ」とよく言っていますが、
最後まで諦めず、敵に背中を向けてはいけませんね。
それでは良いApexライフを。
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