私は普段、アストロ Gamingの
A40 TRヘッドセット + MIXAMP PRO TRを使用しています。
Rasさんやスナイプダウンさんが使用していたヘッドセットで根強い人気があります。
しかし、
夏が近くなり、ヘッドフォンだと耳周りが汗ばむため、
ゲーミングイヤホンを検討中です。
通気性が良いヘッドフォンを探そうかと思いましたが・・・
いくら通気性の良いヘッドフォンでも、
耳の周りにスポンジが密着するため、汗ばむのは回避できないじゃん。。。
という結論に至りました。
この記事でわかること
- FPSをプレイするのに、ゲーミングヘッドフォンとゲーミングイヤホンはどちらが良い?
- プロと同じヘッドファン、イヤホンにしたい!
- 今より足音が聞こえるようになりたい!
という方は参考にしてください。
プロが使用しているヘッドフォンとイヤホンを調べつつ、
ゲーミングヘッドフォンとゲーミングイヤホンの違いや、選び方などを調べていきたいと思います。
お急ぎの方は目次から「まとめ」へどうぞ。
▼下記記事では、プロが愛用しているエイムが安定するアイテム(PAD)もまとめています。
【Apex】エイムが安定しないならプロが愛用しているアイテムで上達しよう-PAD編-
目次
イヤホン・ヘッドフォンのゲーミングモデルと通常モデルの違いは?
最近は、性能が良くなっているので通常モデルとゲーミングモデルの大きな違いはないですが、
- 長時間使用することを想定して作られた装着性
- FPS向けの中低域(足音)、高域(銃声)の周波数を拾いやすい(定位に優れている)
という違いがあります。
基本的な違いを下記に補足しておきます。
イヤホンとヘッドフォンの基本的な違い
基本的な大きな違いは3つあります。
- ヘッドフォンはイヤホンに比べ、大型のドライバーを搭載できるため、音域が広く細かい音まで再現できる。
- ヘッドフォンはマイク付きで、イヤホンはマイク付きがほぼ無い。
- イヤホンは軽く、長時間使用しても疲れない。
ドライバーというのは下記で説明していきます。
FPSゲームをするのに求められる性能は?
イヤホンでもヘッドフォンでも
敵の位置や距離感が正確にわかることが一番求められていることです。
「定位」とも言います。
定位が良いと、
足音で敵の位置が把握でき、戦闘に有利に働きます。
定位が良いものは?
現在は、
何を使おうが、足音も聞き分けられ、だいたいの方向がわかるので、
ほとんど差がないと言われています。
iPhoneを購入するとついてくる純正イヤホン「EarPods」で、
ゲームを配信している方もいるくらいです。
逆に言うと、
iPhoneのイヤホンは性能が良いとも言えますね。
しかし!!
ゲーミングモデル・通常モデルの違いに、ほとんど差がない点や、
音の聞き分けにも、ほとんど差はないけれども、
値段に高い安いがあるのも事実です。
値段が高い安いの違いは、内部のパーツ性能にあり、
大きな違いといえば、内部のドライバーというパーツで、
音域の違いが出てきます。
また、
ヘッドフォンの方が、イヤホンに比べ、
ドライバーなどのパーツを搭載できるスペースが広いので、
性能を求めるのであれば、ヘッドフォンに軍配が上がります。
ドライバーとは
「ドライバーユニット」と言われ、パソコンやPS4から送られてくる音楽信号を、
振動に変換し音を出しています。
ドライバーの大きさは、
大きいと低い音が鳴りやすく、小さいと高い音が鳴りやすい特徴があります。
ゲーミングヘッドフォンでは40〜55mm、
ゲーミングイヤホンでは10mm以上
が、「より鮮明に」「より良い音質」が出ると言われています。
7.1chという表記も気になる
7.1chや5.1chという商品がありますが、スピーカーの数のことになります。
家で映画を見る際のホームシアター機器では、
前後左右の4ch+センターに1本、後方に2本の3chで、
7.1chの設備が人気です。
実際、
イヤホンやヘッドフォンでは、右耳と左耳の2基から音が出る2chです。
右と左の2chですが・・・
最新の技術により、音の立体感や臨場感を、擬似的にサラウンドを体感させることができるため、
5.1chや7.1chと記載されています。
立体音響が感じられるサラウンドヘッドフォンともいわれています。
この辺はこちらの「いろいろブログ」さんで詳しく解説されてるのでご参考までに。
7.1chヘッドフォンのサラウンド仕組みとゲーミングヘッドセットの選び方USBか3.5mmジャックどっち?
PS4単体では5.1chまでしか対応していない
ヘッドフォン・イヤホンが、7.1chのサラウンドでも、
PC環境では、7.1chまで対応していますが、
PS4環境では、PS4単体で5.1chまでの対応ですので注意が必要です。
PS4で7.1chを使うには、ミックスアンプが必要になります。
ミックスアンプを使用することで・・・
銃声の中高音を小さくしたり、足音の中低音を大きくしたり、
左右のバランスを調整したりと細かな調整が可能になります。
7.1サラウンドを、より楽しむには必須のアイテムと言えます。
中間まとめ
現在、使用しているのイヤホン・ヘッドフォンに不満があるのであれば、
- より足音を正確に聞き分けたいならミックスアンプを使用する
- 7.1chと記載されているイヤホン・ヘッドフォンにする
- ドライバーユニットのサイズが大きいものにする
上記の条件を満たせば、
より立体音響を楽しめることがわかりましたが、
ここで、
プロのプレイヤーたちが使用しているなら間違いないと思い、
どのようなイヤホン・ヘッドフォンを使用しているか調べてみました。
Apexプロゲーマーが使っているヘッドフォン:メーカー別
メーカーごとに分けていきます。
Logicool(ロジクール)シリーズ:ドライバーサイズ40-50mm:7.1ch対応
▼Logicool G433BK
リンク
主な使用者 だるまいずごっどさん・かわせさん ▼Logicool G PRO X
主な使用者 ImperialHal選手・Selly選手・Shroud選手・Reps選手・Ras選手
「G433」はドライバーサイズ40mm、
「G933」と「G PRO X」はドライバーサイズ50mmと高性能のヘッドフォンたちです。
どれも7.1chサラウンド対応で、
予算は
- G433は
8000円7000円- G933は
15000円8000円- G PRO Xは
25000円26000円※2023年3月現在
Sennheiser(ゼンハイザー)シリーズ:ドライバーサイズ50mm:7.1ch対応
▼Sennheiser GSP600
▼Sennheiser GSX-1000
主な使用者 まろんさん・ありしあさん・とっぴーさん
ヘッドフォンには欠かせないミックスアンプもセットで使用しています。
このミックスアンプはPC専用になりますので注意です。
もちろん、7.1chサラウンド対応です。
予算は
- ヘッドフォンのみ
20000円15000円- ミックスアンプのみ
30000円38000円※2023年3月現在
Astro(アストロ)シリーズ:ドライバーサイズ40mm:5.1ch対応
▼A40とミックスアンプのセット
主な使用者 あーさーさん・Snip3down選手・まさのりさん・オデビルさん
アストロヘッドフォンを使用するには、
欠かせないミックスアンプもセットでプロの方は使用しています。
私も愛用しているヘッドセットです。
Astro MixAmp Pro TR(ミックスアンプ)と併用して使うことで、
7.1chバーチャルサラウンドが実現します。
予算は
- ヘッドフォンのみ15000円
- ミックスアンプのみ
15000円18000円- ミックスアンプとセットで25000円
※2023年3月現在
Hyper Xシリーズ:ドライバーサイズ50〜53mm:7.1ch対応
▼Hyper X Cloud 2
主な使用者 shivFPS選手
▼Hyper X RevolverS
主な使用者 ゆふなさん
Cloud 2は、ドライバーサイズ53mm、
Cloud RevolverSは、ドライバーサイズ50mmなります。
Cloud RevolverSは、
ドライバーサイズが50mmと気持ち小さくなりますが、上位モデルになります。
なお、
Cloud RevolverSは、ミックスアンプを使用しなくても、
内部の機能により、ヘッドフォン単体でPS4で7.1chサラウンドで楽しむことができるので、
様々なランキングサイトやレビューサイトで記載されている人気のヘッドフォンです。
予算は
- Cloud 2は
8000円10000円- Cloud RevolverSは
17000円30000円※2023年3月現在
Apexプロゲーマーが使っているイヤホン:メーカー別
メーカーごとに分けていきます。
SHURE(シュア)シリーズ:SE215 Special Edition
▼SE215 Special Edition
▼マイク付きモデル
主な使用者 Clylixさん・cheeky選手・ゆきお選手・StylishNoobさん
※「SE215」は通常モデルで、Special Editionとは別の製品なので注意
ドライバーサイズやchは、表記なしのため不明でしたが、
2012年の発売から10年もの間ロングセラーの商品です。
予算は11000円で、
レビュー評価も高く、コスパ最強と言われているゲーミングイヤホンです。
※価格は2023年3月現在
HyperXシリーズ:ドライバーサイズ14mm
▼Hyper X Cloud Earbuds
主な使用者 Genburten選手 ▼HyperX USBサウンドカード
リンク
便利なマイク付きのゲーミングイヤホンです。
HyperX USBサウンドカードを併用すれば、7.1chサラウンドでプレイすることができます。
予算は
- イヤホン4000円
- サウンドカード6000円
※2023年3月現在
Sennheiser(ゼンハイザー)シリーズ
リンク
主な使用者 ImperialHal選手(配信時)
Apexの王。
インペリアルハル選手が配信中に、メインで使用しているゲーミングイヤホンです。
ドライバーサイズや7.1chが調べても不明でした。
マイク付きで予算は6000円になります。
※2023年3月現在
Razer(ライザー)シリーズ:ドライバーサイズ10mm
主な使用者 渋ハルさん・きなこさん
リンク
主な使用者 あどみんさん
DUO CONSOLEはマイク付きで、
ドライバーサイズが不明です。
V2はマイク付きで、
ドライバーサイズが10mmです。
予算は
- DUO CONSOLEが7000円
- V2は6000円
AppleのEarPods:ドライバーサイズ不明
主な使用者 Nafen選手・Aceu選手・NIRUさん
意外に人気なアップル純正EarPods。
私も試したことがありますが、確かに音質は良いです。
しかし、
マイク付きですが、ボイスチャットにはノイズが入り過ぎて不向きな一面もあります。
予算は2000円になります。
ゲーミングイヤホンとゲーミングヘッドフォンのメリットデメリット
プロは、
イヤホン・ヘッドフォンどちらも使用していることがわかりました。
そこで、
ゲーミングイヤホンとゲーミングヘッドフォンのメリットデメリットで比べてみます。
ゲーミングイヤホンのメリットとデメリット
メリット4つデメリット3つをあげていきます。
メリット
- 耳の周りが蒸れない
- 風呂上がりや出かける前に髪型が崩れない
- 耳栓のように密着するため遮音性がある
- 持ち運びに便利でゲーム以外にも使える
デメリット
- 大型のドライバーを搭載しずらいので音域がヘッドフォンより多少劣る
- マイク付きがほとんどない
- 耳の穴の形に合わない場合がある
ゲーミングヘッドホンのメリットとデメリット
メリット3つデメリット4つをあげていきます。
必然的にイヤホンの逆になります。
メリット
- 大型のドライバーが搭載できるので音の広がりがあり、音質に優れている
- マイクが標準である
- 耳に穴の形を気にせず使える
デメリット
- 重いので、首や肩が凝る
- 髪型が崩れ、跡がつく
- 耳の周りが蒸れる
- 覆う部分が小さく、耳の形に合わない場合がある
まとめ:ゲーミングイヤホンとゲーミングヘッドフォンはどっちがいいの?
ゲーミングイヤホンとゲーミングヘッドフォンは、
内部のドライバーユニットの大きさが違うので、ヘッドフォンの方が音質・音域の幅が良いです。
しかし、
足音や敵の位置を把握するには、性能に差はほとんどないことは、
前にお伝えしている通りです。
もし現在、使用しているのイヤホン・ヘッドフォンに不満があるのであれば、
- より足音を正確に聞き分けたいならミックスアンプを使用する
- 7.1chと記載されているイヤホン・ヘッドフォンにする
- ドライバーユニットのサイズが大きいものにする
結論
実際にプロやストリーマーは、
ゲーミングイヤホン・ゲーミングヘッドフォンをどちらも使用していることがわかりました。
それらを踏まえて、結論です。
結論‼︎
- 音質にこだわるならゲーミングヘッドフォン!
- 実写配信したり、蒸れや疲れを気にするならゲーミングイヤホン!(マイク付きの)
- 予算が出せる範囲でプロと同じ物を買えば良い!
- さらに音質にこだわるならアストロやゼンハイザーのミックスアンプを買って高音・低音を好みに調節!
もちろん無線ではなく、有線のものが条件です。
下記記事では、ゲーミングヘッドフォンを最大限活用するための
アストロミックスアンプのイコライザー設定をまとめています。
【Apex】アストロMIXAMPのイコライザー設定まとめ!使用しているヘッドセットに合わせよう
- ASTROヘッドフォンとミックスアンプのセット
- 「ASTROミックスアンププロTR」 アンプ単体
以上、参考になれば嬉しいです。
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