【Crypto】パンケーキスワップの40×とは。乗数(Multiplier)の意味ってなに?

パンケーキスワップの×40

だーびーです。

 

パンケーキスワップ でイールドファーミングをするにあたり、

乗数(Multiplier)が表示されています。

 

乗数はパンケーキスワップの「farms」のすべての通貨ペアに表記されています。

 

0.5× や1×がほとんどですが、

現在、CAKE/BNBのプールで、40xとなっています。

 

わたしもDeFi初心者の頃は、乗数(Multiplier)ってなんだろう

と気になっていた時期がありましたので、調べてみました。

 

×40の乗数とはどのような意味なのか

 

パンケーキスワップでファーム画面の各通貨ペアへ行き、乗数の横の「?」の説明の表示は

 

The multiplier represents the amount of CAKE rewards each farm gets.

For example, if a 1x farm was getting 1 CAKE per block, a 40x farm would be getting 40 CAKE per block.

 

と書いてあります。

 

直訳すると

乗数は、各ファームが取得するCAKE報酬の量を表します。

たとえば、1xファームがブロックごとに1CAKEを取得している場合、40xファームはブロックごとに

40CAKEを取得します。

 

2022年1月現在、下記の説明に変更になりました。

The Multiplier represents the proportion of CAKE rewards each farm receives, as a proportion of the CAKE produced each block.
For example, if a 1x farm received 1 CAKE per block, a 40x farm would receive 40 CAKE per block.
This amount is already included in all APR calculations for the farm.

 

直訳すると

 

乗数は、各ブロックで生成されたCAKEの割合として、各ファームが受け取るCAKE報酬の割合を表します。

たとえば、1xファームがブロックごとに1 CAKEを受け取った場合、40xファームはブロックごとに40CAKEを受け取ります。

この金額は、ファームのすべてのAPR計算にすでに含まれています。

 

以前よりわかりやすく補足されました。

 

乗数の数値が高い通貨ペアが多く稼げるというわけではなく、

説明の通り、乗数の数字はAPRにすでに含まれています。

 

 

APRを見て流動性を提供するペアを決めれば大丈夫です。

 

パンケーキスワップの乗数のイメージ

 

  • 「1×」の場合

 

一つのファームに「40人」いたとして、

一定の決められた時間(ブロック)に[1CAKE]しか与えられないファームがあります。

 

この場合は

1人0.025 CAKEずつ分け与えられます。

(0.025×40人=1CAKE)

 

1つのファームに人が多く、CAKEを奪い合っている状況なので、APRは低くなります。

 

 

 

  • 「40×」の場合

 

一つのファームに「40人」いたとして、

一定の決められた時間(ブロック)に[40CAKE]与えられるファームがあります。

 

この場合は

1人1CAKEずつ分け与えられるということになります。

 

流動性が多く、人々にCAKEがしっかり分配されるので、APRが高くなります。

 

乗数とAPRの関係性

パンケーキスワップやユニスワップなどのDEXでは

たくさんの人が、DEX内に流動性を提供することにより、多くの人にガバナンストークンとして

手数料が分配されていく構造です。

 

パンケーキスワップでは 「CAKE」がガバナンストークンですね。

 

現在、CAKE-BNBのプールで×40です。

 

乗数が×40の場合は、一定の時間に応じて、40CAKEが分配されることになりますが、

そのプールに人が多くなればなるほど、一人当たりに分配されるCAKEが減り、APRが下がることになります。

 

2022年1月現在、APRは21%です。

 

反対に「1×」や「0.5×」「0.1×」のプールでも人が少なければAPRが高くなります。

 

乗数0.1×や0.5×の場合は注意が必要

乗数は各通貨ペアでのファームで受け取るCAKE報酬の割合を表します。

 

利用者が流動性を提供して、

ガバナンストークンのCAKEを報酬としてもらうシステムのパンケーキスワップですが

×0.1や ×0.5 も多く見受けられます。

 

 

報酬の割合が少ないということは

 

  1. 流動性が低い
  2. 人気が無い
  3. 人気だがパンケーキスワップ側が報酬を絞っている
  4. 流動性があるがパンケーキスワップ側が報酬を絞っている

 

ということが考えられます。

 

①流動性が低い場合や②人気が無い場合は、

草コインの価格もどんどん下がり、

利用者が見切りをつけ、売却し、パンケーキスワップ内での流動性が低くなります。

 

流動性が完全に無くなると、パンケーキスワップ内でも売却できなくなるので、

売れなくなるリスクも視野に入れておかなければなりません。

 

 

パンケーキスワップ内でファーミングするなら

「CAKE-BNB」「 BUSD-BNB」 「USDT-BNB」など乗数が高いペアでのファーミングがオススメです。

 

 

40×や1×などの数字を調べて思うこと

 

1年前まではパンケーキスワップでのAPRも200%以上の通貨ペアがごろごろありました。

CAKE-BNBでさえ101%もあったんです。

 

しかし、そのAPRは数ヶ月も続きません。(現在37%ほど)

幻です。(笑)

 

 

APRに目が眩み、数値のみで流動性を提供してしまうと、

通貨ペアの暴落で結局損をしてしまいます。

 

APRを気にするのではなく、

 

  • 流動性を提供している通貨の未来や将来性。
  • 報酬でもらえるCAKEの未来や将来性。
  • DeFiの未来や将来性。

 

に投資をしていく視点でみると良い投資ができるとおもいます。

 

下記ではDeFiの年利についてどのくらい稼げるのか計算しています。

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